フィンランドのメタルバンド「Whispered (ウィスパード)」がヤヴァイです!
- 2014.10.30 Thursday
- 01:50
その枯野は・・・
ゆけども、ゆけども、人一人おらぬ
このクオリティーの高さ、、、なんざんしょ!
今夜はギターを弾きまくりましょう!
心配されていた台風も過ぎ去り、だいぶ秋めいてきました。
今回は少々コラムっぽい感じでお届けします。
私もこれまで多くのギター好き人間に会ってきましたが、ギターが好きという人にも様々なタイプがいると感じました。ギターを弾くからには好きな音楽があるわけですが、その好きなジャンルによってプレイスタイルは異なってきます。誠に勝手ながら、タイプを大きく3つに分けてみました。
1,上手くなる為にはストイックに練習! 〜 テクニカルタイプ
速弾きやタッピング、スウィープなどの超絶技巧なテクニックに魅せられ、それが入り口となってギターを始めた人はこの世の中に相当な人数がいる事でしょう。特にハードロックやヘヴィメタルがきっかけとなった人が大半です。後にジャズ、フュージョンなど更なる技巧の道へとシフトしていく為、知識や技術に長けています。ポール・ギルバート、イングウェイ・マルムスティーン、E・ヴァン・ヘイレン、ジョン・ペトルーシなど、メロディアスかつテクニカルタイプのギタリストの名前を日本ではよく耳にします。
2,演奏の楽しさ、バンドサウンド重視! 〜 ミュージシャンタイプ
上手くなりたいという気持ちは勿論ある中でも、それに先立つのは好きな曲を弾ける事の楽しさや自ずと幅広いジャンルをこなし、自分のモノにしている人が多い気がします。このタイプの面白い所は、特別な練習をしてるわけでもないのに耳もリズムも育っている人が見られる点です。また、洋邦問わずに音楽を聴いている人が多いのも特徴。音楽を聴いて演奏して、また聴いて演奏してを繰り返している内に、自ずと音楽的な感性を養っているのかもしれません。模倣は創造の源。
3,弾くのも歌うのも好き! 〜 シンガータイプ
特にフォークソングやポップスが好きな方、アコースティックギターを演奏する方はこのタイプが多いかと思います。演奏しながら歌える楽器として手軽さが魅力で、敷居が低いのもメリット。美しく繊細な鳴り、情熱的なプレイも可能なアコギを上手く操る事ができれば、表現したい音楽をギター1本で完結させる事も不可能ではありません。そんなアコースティックギターの魅力に私自身も取り憑かれはや幾年経つことか…。
いかがでしたでしょうか?
もちろん複数当てはまる方もいらっしゃるでしょうし、どれにも属さないよ!という方もいらっしゃるのかも…
ちなみに、私は音楽をする為にギターという楽器を使っている、そんな感覚を持っています。楽しく演奏できればそれにこした事はないですし、その気持ちを持ってやれば、やった分の技術とセンスは付いてきます!
では、暑苦しくなってきたのでこの辺りで閉めさせて頂きます…
秋の夜長、温かくしてお過ごしください♪
ジェイソン・ベッカーというギタリストをご存知ですか?
80年代速弾きブームの時に彗星の如く現れた超絶テクニカルギタリストで、ギタリストであった父の英才教育を受けたと言われ、クラシカルなスタイルを身上とし、その洗練された技術とセンスに誰しもが目と耳を奪われました。
今や日本のお茶の間でもおなじみのギタリスト、マーティ・フリードマン。
彼とツインギターで競演したデビューアルバムは素晴らしい演奏を聴く事ができます。
多くのファンに期待をされていた中、筋萎縮性側索硬化症という難病に冒され、余命3〜5年という宣告を受けてしまいます。
まだ彼が21歳の時でした。
ギタリストとしての活動が実質不可能となってしまった彼はそれでも音楽活動を続け、ギターがあまり弾けない状態にも関わらず、自身の2ndアルバムを発表します。その後、次第に体の自由が効かなくなり、会話もままならない状態ですが、家族や仲間の支えの中で、なんと、今も音楽を作り続けています。彼の生きる原動力となっているのは紛れもなく音楽、なのでしょう…。
今年11月、ジェイソン・ベッカーの半生をテーマにした映画が公開されるそうです。
不屈の精神に心を動かされます...!